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うつつ

私は確かに存在している。

 

 

労働し、賃金を得て生活をしている。 

その金を使って、水分や栄養を摂る。

 

従って、生物として呼吸をしているし

血がながれている、心臓がまだ動いている。

 

動物よりは幾らか脳も発達しており、

色んなことを考えていたり、

全く考えていなかったりする。

 

 

 

インターネットを介するとそういった

側面がイメージしにくくなる為に他人が

提供されるエンターテイメントの一部

だと錯覚してしまう。

 

 

他人だけであれば良いが、

自分までもがエンターテイメントに吸収された

モブであり、仮想を構成するほんの僅かな電気信号なんじゃないかと思えるときがある。

 

 

放すことなく画面を見続ける自分を、

幽体離脱して見下げたらどんなに惨めな気持ちだろうか。

 

 

 

私は確かに存在している。

そして、他人も確かに存在している。

 

今度釣りにでもいこう、みんなで。